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2009年10月09日

重要!新興国投資をする時は、通貨の強くなる国を選ぶ

FXに没頭する必要がないですが、通貨にも気を配ることを進めます。

外国株に投資する時は、その国の通貨の動きにも敏感になりましょう。
例えば、1円=135ベトナムドンの時に、ある企業の株を100万円分買ったとします。
1年後、株を売ろうとした時に、ドンが高くなっていて1円=100ベトナムドンになっていれば、
株価が変わらなかったとしても、単純計算で35%は儲かる計算になります。

株を買うとき:135(ベトナムドン)×100万(円)=1億3,500ベトナムドン
株を売るとき:1億3,500(ベトナムドン)÷100(ベトナムドン)=135万円
100万円が135万円になったのが分かりますね。

ベトナムの公式通貨はベトナムドン(VND)です。
ベトナムドンは、中国と同じように通過バスケット制です。
通貨バスケット制とは、通貨バスケットに固定された為替レートで自国通貨を連動させる制度です。
しかし、バスケットの中身は中国と同じように公表されていないので分かりません。
2002年から2006年の間のベトナムドンの推移を見ると、
ベトナムドンは米ドルにほぼペッグ(連動)している状況ですので、
ある程度安定している通貨だと言えるでしょう。
ベトナム株に投資する時にはドル円の動きを見れば、
ベトナムドンのおおよその為替水準を掴むことができます。

投資資金を円からベトナムドンに両替するタイミングは、
円がドルに対して高くなっているほどいいのです。
言い換えれば、ドル安・円高になっている時です。
そして、円をベトナムに替えた後は、円がドルに対して安くなるほど、資産が増加します。

外国株に投資をする時は、通貨が強い国に投資をしないと、
せっかく株で大きく稼いでも、為替でその利益が飛んでしまいます。
両替しないで、その国に住むのでしたら問題ないかもしれませんが・・・
そのため、通貨の値動きは株価と同じくらい重要です。株を買う(円をドンに両替する)なら  投資先の通貨が安い時がGOOD!
資産を投資先から引き上げるなら  自国通貨が安い時がGOOD!
銀行業界全体
ベトナムには、もともと国営銀行しかありませんでしたが、1986年にドイモイ政策が採択され、
1989年には民間の銀行の設立が法的に認められました。
2006年8月現在、ベトナムには、国営商業銀行5行、政策銀行2行、株式商業銀行37行、
合弁銀行5行、外国銀行支店29店、クレジットユニオン約900、外国銀行駐在員事務所45、
ファイナンス会社7社が存在しています。
ベトナムの金融市場では四大国有銀行が約7割のシェアを占めており、
残りの約3割のシェアをそのほかの金融機関を分け合っている状況です。

金利上昇期には銀行の業績は拡大しやすい傾向があります。
金利上昇期には、預け入れの金利(預金金利)よりも先に貸出金利が上昇するからです。
お金を調達する金利(預金金利)が上がるより先に、貸し出す金利が上がるのですから、
当然のことながら銀行の利ざや拡大につながります。
また、ベトナムの場合、預金金利が8~10%と非常に高くなったことで、
預け入れをする人が急激に増えています。
預金残高が増えれば、それだけ貸し出すことができる資金も増えることにもなります。
取り扱い資金が急激に増えていることも、銀行には有利なポイントだと言えます。

銀行業界のリスクは、WTO加盟(世界貿易機構)に向けた米越二国間協議などの結果、
2007年4月以降は、外国銀行がベトナム国内支店を自由に開設できるようになります。
つまり、これまで保護されていた金融市場が、外国の銀行に解放されるということになります。
これによって、多くの競合が登場することも予想されます。
また、今のところは好景気であるため、高金利で預金を貸し付けても、
きちんと返済される可能性が高いことから、お金がうまく循環します。
しかし、外部要因など何らかののきっかけで不景気になった場合、
返済が滞り不良債権の山となる可能性があります。


まとめノート
・金利が上がると、貸出金利が預金金利よりも先に上がるので、銀行の利ざやが拡大する
・WTO加盟により、金融市場が外国銀行に開放され、多くの競合が登場する可能性がある
・不景気になると、返済が滞り、莫大な不良債権を抱える可能性がある
アジア株式商業銀行(ACB銀行)  [銘柄コード:ACB、市場:ハノイ]
最大手の民間商業銀行です。
2006年12月22日時点では、時価総額ベースで第3位の上場企業です。
新しいサービスを取り入れるなど、ベトナムの人々からは、
「システム面でもサービス面でも、ベトナムでもっとも先進的な銀行」と認知されています。
2006年10月現在、全国に支店が43か所、出張所が26か所、子会社が4社あります。

サイゴン商信株式商業銀行(サコムバンク)  [銘柄コード:STB、市場:ホーチミン]
ACB銀行に次ぐ、国内第2位の民間商業銀行で、ベトナム初の株式上場を果たした銀行でもあります。
個人や民間中小企業に的を絞った営業戦略により、急成長しています。
資本金額では、ベトナムで最大規模の株式商業銀行となりますが、
国営商業銀行の規模に比べると、その20%程度に留まります。
フィッチレーティングス社による格付けを取得しているベトナムの株式銀行2行のうちの1つで、
2004年の格付けは「D」となっています。
2006年4月現在、全国に支店が42か所、出張所が65か所、子会社が2社あります。

  
Posted by ゆーた at 00:10Comments(0)TrackBack(0)投資